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乗馬鞍ブランドの選び方|購入タイミングから購入後の手入れまで徹底解説

乗馬鞍ブランドの選び方|購入タイミングから購入後の手入れまで徹底解説

乗馬経験を重ねると、「もっと自分に合った鞍があれば、今より安定して乗れるのに…」と感じる瞬間が増えてきますよね。

あなたも「そろそろマイ鞍が欲しい」「でも、いつ買うべきなんだろう?」 と考え始めたタイミングなのではないでしょうか。

しかも、いざ購入を検討すると、

「乗馬鞍って、いくらくらいするの?」
「ブランドによって何が違うの?」
「自分のレベルや目的に合う鞍はどれ?」

と、次々に疑問が湧いてきます。

乗馬に真剣に向き合う人ほど、

  • 鞍を買うタイミングの不安
  • 予算感の見えにくさ
  • ブランド選びの迷い

といった疑問が一気に出てきます。

実は、こうした迷いは多くのライダーが必ず通る道。
鞍は乗りやすさだけでなく、安定性・姿勢・馬とのコミュニケーションに大きく影響するため、選び方を間違えたくないと感じるのは当然です。

そこで本記事では、以下の流れで “失敗しない鞍選び” を徹底的にサポートします。

  • 鞍を買うベストなタイミング
  • 乗馬鞍の価格相場
  • 鞍選びの前に知るべきポイント
  • 人気ブランドの特徴と比較
  • 迷ったときの判断基準
  • 購入後の手入れについて

鞍は乗り手と馬のパフォーマンスを大きく左右する、最も重要な馬具のひとつです。
本記事を読めば、あなたの乗り方・目的に合ったブランドが自然と見えてきます。

それでは、まずは多くのライダーが悩む「鞍はいつ買うべき?」という疑問から解説していきます。

鞍を買うはいつがベスト?

乗馬を続けると、「そろそろ自分に合った鞍が欲しい」と感じる瞬間があります。

初心者はまずフォームを安定させることが最優先ですが、中級者になると、共有鞍では膝位置や座り心地の違いが気になったり、目的に応じた鞍を選びたくなったりします。

では、どのタイミングでマイ鞍を検討すればよいのでしょうか。

初心者はまずクラブの鞍でOK

初心者はまずクラブの鞍

結論から言うと、乗馬を始めたばかりの初心者の方は、クラブの共用鞍で十分です。
理由はシンプルで、

  • まだ自分の乗り方が安定していない

  • 総合鞍・馬場鞍などタイプの違いも理解しきれていない

  • 馬に合わせて騎乗することが多く、マイ鞍がフィットしない可能性がある

という状況にあるからです。

初心者の段階では、まずは「正しいフォームを身につけること」が重要です。
鞍の細かい違いよりも、基礎的なバランスと姿勢の習得が上達の鍵になります。

「早く自分の鞍が欲しい!」と感じても、焦る必要はありません。
クラブの鞍で十分に学べる期間こそ、今後の鞍選びを正しく判断できる土台になります。

マイ鞍の購入を検討する目安は3つ!

マイ鞍の購入を検討する目安は3つ!

マイ鞍の購入を検討すべき目安は、次の3つです。

① フォームが安定してきたとき

「脚が流れにくくなった」「重心がぶれにくくなった」など、
基本姿勢が崩れにくくなってきた頃が、購入を考える第一のタイミングです。

自分の癖が把握できてくると、鞍のタイプが選びやすくなります。
ある程度乗馬に慣れたら、共用のレンタル鞍ではなく、他の人の鞍に試乗してみましょう。

② レッスン頻度が上がってきた、継続的に乗馬を続けていきたいと思ったとき

週1→週2以上など、騎乗時間が増えてくると、
クラブの鞍との“合わなさ”が気になりやすくなります。

  • 鞍によって感覚が違う
  • 膝位置が安定しない
  • 座面の深さが合わない

といった違和感が増えるほど、自分の鞍があるメリットは大きくなります。
また、「今後も継続的に乗馬を続けていきたい」という強い思いがある方も、購入を検討してみても良いでしょう。

③ 自分の目的が明確になったとき

障害を伸ばしたい、馬場に専念したい、というように
「何を上達させたいのか」 が明確になった瞬間が、鞍選びのゴールデンタイミングです。

乗馬鞍は高い買い物です。
しっかりと自分の指針を持ったうえで、購入するかどうかを決めましょう。

競技志向の場合は早めの購入がメリットになる理由

競技志向の場合は早めの購入がメリットになる理由

競技への挑戦意欲が湧いてきたタイミングは、まさにその「方向性が分かってきた」時期です。
この時点で競技に適した鞍を選び、試乗を重ねるなど継続して使用することが重要になります。

競技を視野に入れているライダーは、初心者よりも 早めのマイ鞍購入がおすすめです。
その理由は以下の通りです。

① 鞍が変わるとフォームが安定しやすい

競技に必要な正確な姿勢や脚位置は、 自分の身体に合った鞍でないと習得が難しいことがあります。

早い段階で身体にフィットした鞍を使うことで、ムダな癖がつきにくく、上達スピードが確実に上がります。

② 馬との一体感が競技の結果に直結する

競技では微細なバランスの崩れがスコアに影響します。
座りやすさ・脚の長さの収まり・重心の置きやすさは、 1つの鞍に乗り続けてこそ体に染み込む感覚です。

③ 試走・練習用と本番用を早期に統一できる

競技に出る前から自分の鞍で乗っておくと、

  • 馬の反応
  • 自分の安定感
  • 跳躍や歩度の取りやすさ

などの要素がすべて本番と同じ条件になり、パフォーマンスが安定します。

鞍の価格は、素材・ブランド・用途・フィッティング方法などによって大きく変わります。

初めて購入を考える多くのライダーが、

「相場がわからないから予算の目安も立てられない」

という不安を抱えがちです。

ここでは、入門者向けの手頃な鞍から、競技仕様のハイエンドモデルまで、現実的な価格帯 をわかりやすく整理します。

入門用・中古の相場(3万円〜)

初心者向けの鞍や中古鞍は比較的リーズナブルな価格帯です。

新品の鞍は最新技術が使われている場合が多く、状態も申し分ありません。
メーカーの保証付きで、何かあった際のアフターサービスを受けやすいことも利点です。

中古の鞍なら、数万円程度から見つかるケースもあり、出費を抑えたい方にはうってつけといえます。

ただし中古鞍は状態を見極める必要があります。特に革が乾燥していないか、木枠や金属部分にダメージがないかなどしっかりチェックしましょう。

乗馬クラブや専門店に中古在庫が豊富な場合もあるので、こまめに情報を集めると掘り出し物が見つかるかもしれません。

競技向けモデルの相場(30万円〜)

障害・馬場鞍などの競技向けモデルは、素材・フィット精度・安定性が大幅に高められているため、価格帯も上がります。

  • 中級クラス:30〜50万円
    革質が良く、座面の安定感や脚の収まりが向上。
    週2以上乗るライダーや、競技を目指し始めた人に選ばれています。
  • ハイエンドモデル:50〜80万円以上
    トップブランドのモデルは、フィット精度や軽さが段違い。
    馬の背中への負担が少なく、乗り手の微細な重心移動にも反応しやすくなります。
  • オーダーメイド:80〜120万円以上
    鞍骨・パネル・座面形状までライダーと馬に合わせて調整する、“究極のフィット”を実現できる領域です。

競技志向のライダーほど、フィット感の良し悪しがスコアに直結するため、投資価値が高いです。

鞍選びではブランド名よりも、自分の体・騎乗目的・馬体に合うかという基本基準を押さえることが最重要です。

目的(障害、馬場、総合など)によって最適な種類は異なり、合わない鞍は乗り手にも馬にも負担をかけます。

馬体への圧迫やフィット感は試乗で確認し、人間側も長時間騎乗して疲れにくい形やクッション性を重視すると、結果的に馬にやさしい鞍を選べます。

こうしたポイントを理解しておくことで、ブランドの特徴もより明確に捉えられ、長く愛用できる一鞍と出会うことができます。

用途別の選び方(障害・馬場・総合)

鞍のタイプも様々ですが、ここでは競技用で用いられる「ブリティッシュ鞍」に焦点をあてます。

主に「障害・馬場・総合」の3種類に分かれ、用途によって形も乗り心地もまったく違います。

障害鞍(ジャンピングサドル)

障害鞍は、コース上の障害物を飛越しながら、ミスなく速く走る「障害飛越競技」で使用する鞍です。

障害用の鞍は前脚を振り出しやすく、安定性を高めるためのブロックが特徴的です。ジャンプ時のバランス保持に配慮した設計になっていることが多いです。

特徴

  • 前・後ろのツメ(パッド)が大きめ
  • 脚を前に出しやすく、前傾姿勢がとりやすい
  • 軽く、動きに追従しやすい設計

障害をメインにするなら必須と言えます。
脚の位置が安定しやすく、跳躍時に体が前に流れにくくなります。

馬場鞍(ドレッサージュサドル)

馬場鞍は、演技の正確さと美しさを競う「馬場馬術競技」専用の鞍です。

馬場鞍は深いシートが多い傾向にあり、ライダーの脚を長く下ろしやすい構造が採用されています。馬の背中にもフィットしやすく、細やかな扶助が伝わりやすいのがポイントです。

特徴

  • ツメが縦長で脚を深く下ろしやすい
  • 座面が深く、骨盤を立てやすい
  • 馬体との接触面積が大きく、細かい扶助を伝えやすい

馬場姿勢を正確にしたい、座りの深さを重視したい方には最適です。

総合鞍(オールパーパス)

総合用の鞍は障害と馬場の両方をある程度補える設計で、レジャーライドにも使いやすいのが利点です。やりたいことが幅広い場合は、総合鞍を一つ持っておくのも便利でしょう。

特徴

  • 障害と馬場の中間の形
  • オールラウンドに使える
  • 初めて鞍を買う人が選びやすい

幅広く使える一方で、専門種目に合わせた“深い最適化”はやや弱め。

目的が明確な人は、専門鞍の方が上達が早いこともあります。

馬体と乗り手に合うフィッティングの重要性

馬の背骨や肩甲骨周りに無理な負荷がかからないか、さらに乗り手の腰や膝が極端にきつくならないかをチェックしましょう。
フィッティングが合わないと、馬の動きもぎこちなくなってしまいます。

採寸においては、鞍のサイズ(シートサイズやツリー幅など)を正確に把握する必要があります。馬の背骨の形状や肩幅との相性も見逃せない部分です。

可能であれば複数種類の鞍を試して比較するのが理想的です。
違いを体感することで、最適なフィット感へ近づくヒントを得られます。

フィッティングの確認には、専門のサドルフィッターに相談するのが理想です。

プロの目線で馬と乗り手のシルエットを見極めることで、微調整の必要性や適したサイズを提案してもらえます。

鞍は長期的に使う道具ですから、少しでも違和感がある場合は慎重に再考したほうが後悔するリスクを減らせます。

馬の健康面と乗り手の快適性を両立する鞍こそが、理想的といえます。

ここでは代表的な5つのブランドを比較し、それぞれの特徴を簡単にご紹介します。

どのブランドも独自の技術やコンセプトを持っており、価格帯やデザイン、素材の柔軟性などで特色を出しています。
フランスやイタリア、ドイツなど、馬文化が盛んな国々のブランドが多いのも特徴の一つです。

最先端の素材やテクノロジーを導入するブランドもあれば、伝統的な製法を守り続けるブランドも存在します。

どちらが良いかは好みと用途次第ですが、高級ブランドはメンテナンスやカスタム調整が充実している傾向にあります。

馬への負担を軽減し、騎乗者の安定性を高める設計が近年のトレンドであり、世界的にも評価が高まっています。

特にトップライダー愛用ブランドは、耐久性とフィット感が優れているケースが多いです。

CWD(シーダブリュー・ディ)

CWD
引用元:https://www.facebook.com/p/CWD-JAPAN-100081556045346/

フランス南西部の革職人が手掛けるCWDの乗馬鞍は、革なめしから自社で行い、世界中の障害飛越競技者から高いシェアを獲得しているトップブランドです。

特徴

  • 高品質な革素材
    上質なカーフレザー(仔牛)や耐久性に優れたバッファローレザーなど、厳選された素材を使用。使い始めの初日から体にフィットする柔軟性が最大の魅力です。

  • カーボンをベースとした軽量で丈夫な鞍骨(サドル骨)
    骨組みにはカーボン素材が採用されており、他社製品と比べて軽量に作られています。ライダーは馬の背中の動きをダイレクトに感じ取れます。

  • 細かいフィット調整ができ、乗り手の脚位置が安定しやすい
    膝が当たる部分と鞍本体が一体化しており、脚が自然と正しい位置に収まります。不安定になりがちな障害物を飛ぶ瞬間でも、姿勢を保ちやすくなります。

価格帯

  • スタンダードモデル:60万円〜80万円台
  • ハイエンドモデル:90万円〜100万円以上
  • 中古:25万円~50万円台
     

    ※1 状態の良い中古品は人気が高く、すぐに売り切れます。
    ※2 2025年の情報です。

向いているライダー

  • 障害飛越競技をメインにする人
    障害物を飛び越える際のスムーズな体重移動や、激しい動きの中でのパフォーマンスを最大限に引き出す設計がなされています。

  • 鞍と体の密着感を求める人
    馬の反応や動きをよりダイレクトに感じ取れるように、あおり革を一枚にしたモノフラップ構造や、軽量素材を採用したモデルなど、密着感を意識した工夫が随所に施されています。
    そのため、馬と一体になって走る感覚を大切にしたい人に適したブランドと言えます。

SOMÈS SADDLE(ソメスサドル)

SOMES
https://www.somes.co.jp/?srsltid=AfmBOorko2iUvODOpwsc9zXd5rZ9a6FTZWG53ccSXLO_9k4RM_n_vl6W

北海道の砂川市に工場を持つソメスサドルは、日本で唯一の馬具メーカーです。

前身である「オリエントレザー株式会社」から、60年以上続く歴史をもちます。 世界の鞍メーカーの中でも珍しく、乗馬用・競馬用両方の鞍を製造しています。

その歴史に違わず、競馬鞍の国内シェアは8割以上。名ジョッキーの武豊氏や国内皇室も愛用する品質を誇ります。

特徴

  • 安定感に優れ、高いレベルの耐久性
    馬力に耐えるために部分ごとに異なる牛革を使用。
    鞍骨には軽い合成樹脂を用いることで、安定性と強度を両立しています。

  • ハンドメイドによる一貫製造
    製品づくりは創業以来、すべて職人によるハンドメイドで行われています。多品種少量の生産体制のため、職人はあらゆる工程を経験しています。

  • 国内ですぐに修理が可能
    北海道の工場へ送る国内完結の体制により、海外メーカーと比較して国際輸送費や関税がかからず、総じて早期に修理が完了します。
    また、鞍の構造を知り尽くした職人が純正の素材と技術で対応するため、安心して長くお使いいただけます。

価格帯

  • 新品価格:30万円代後半
  • 中古相場:3万円〜


    ※1 状態の良い中古品は人気が高く、すぐに売り切れます。
    ※2 2025年の情報です。

向いているライダー

  • 日本人の体格に合った高品質な鞍を求める人
    海外製の大きめの鞍では脚が余ってしまう人にとって、日本人の体格を考慮して設計された「メイド・イン・ジャパン」の鞍は、フィット感が高く快適に使用できます。
    細かな部分まで配慮された設計により、違和感の少ない騎乗姿勢を実現しやすい点が特徴です。

  • 職人技とアフターサポートを重視し、長く使い続けたい人
    手作業による丁寧な仕上げが多く、質感や造りの良さにこだわった製品を求める人に向いています。
    また、国内での修理やメンテナンス体制が完備されているため、一つの鞍を生涯大切に使い続けたい人にとって安心感があり、長期間愛用しやすい点も魅力です。

Amerigo(アメリゴ)

アメリゴ
https://www.zebraproducts.co.uk/brands/amerigo

アメリゴはイタリア発祥の馬具ブランドです。 

「馬とライダーの双方に対する理想」を追求した設計・製造が特徴です。
その高いクオリティから、オリンピック選手をはじめ多くのトップライダーに愛用され、厚い信頼を得ています。

特徴

  • 専門家と連携した、馬の健康を第一に考える鞍づくり
    ヨーロッパの馬理学療法士や獣医師と協力し、馬体への負担を最小限に抑えつつ、最大限のパフォーマンスを引き出せるような鞍を設計しています。

  • 馬にもライダーにも快適な乗り心地
    パネルには「Amerigo MPSパネルシステム」が採用されており、馬の背中に沿うように形が変わることで、馬の背中の負担を軽減するとともに、ライダーにとっても違和感のないスムーズな騎乗を実現します。

  • 豊富なオーダーメイドオプション
    ワンランク上の鞍を求める方向けの「マスタークラスデザインコレクション」や、最適なフィット感のための調整、レザーやカラーの変更が可能な「アメリゴオーダーシステム」など、用途や好みに応じて選べます。

価格帯

  • 新品価格:70万~80万後半
  • 中古相場:10万円〜50万


    ※1 状態の良い中古品は人気が高く、すぐに売り切れます。
    ※2 2025年の情報です

向いているライダー

  • 馬場馬術競技をメインにする人
    アメリゴの鞍は、「ライダーが自然に正しい姿勢を得られる」ことを目的に設計されています。
    そのため、シート部分が安定していて深く座ることが重視される馬場馬術競技の鞍には最適です。

  • 自分の体型や馬と完璧なフィット感を求めている人
    「ハーフオーダーシステム」によって、特定の馬や騎乗者の体型(膝上・ひざ下・ヒップ)に合わせた鞍の制作が可能です。
    2~10万ほど費用は上乗せされますが、より完璧な乗り心地を目指す方にはおすすめと言えます。

Bruno DELGRANGE Saddle(BDサドル)

Bruno Delgrange
引用元:https://www.brunodelgrange.com/en/12-saddles

BDサドルは、フランスのライダーBruno Delgrange氏が立ち上げた鞍ブランドです。
世界中の乗馬選手から意見を集め、プロからアマチュアまで、幅広い層が乗りやすい鞍を設計しています。

特徴

  • プロから初心者まで、幅広いニーズに応える障害鞍
    かつての市場にはプロ専用の障害鞍しかありませんでした。
    そのような中、BDサドルは「アマチュアにも乗りやすい障害鞍」という位置づけで普及し、現在では初級者からプロまで幅広い支持を受けています

  • 飛越を支える柔軟な機能性と衝撃吸収技術
    パネルには「Amerigo MPSパネルシステム」が採用されており、馬の背中に沿うように形が変わることで、馬の背中の負担を軽減するとともに、ライダーにとっても違和感のないスムーズな騎乗を実現します。

  • 豊富なオーダーメイドオプション
    ワンランク上の鞍を求める方向けの「マスタークラスデザインコレクション」や、最適なフィット感のための調整、レザーやカラーの変更が可能な「アメリゴオーダーシステム」など、用途や好みに応じて選べます。

価格帯

  • 新品価格:80万~90万後半
  • 中古相場:7万円〜30万円


    ※1 状態の良い中古品は人気が高く、すぐに売り切れます。
    ※2 2025年の情報です。

向いているライダー

  • 障害飛越競技の初心者
  • BDサドルは障害飛越競技向けの鞍であり、かつ初心者からプロまで幅広い層に支持されています。「自分だけの障害鞍は初めて…」という方でも、安心して使用できます。

  • ソフトかつ機能性のある座り心地を求めている人
    フラットな高さのシートは自由度が高く、重心の移動もスムーズに行える機能性に優れた設計です。

Karl Niedersüß (KNサドル)

Karl Nieders
引用元:https://www.facebook.com/100027918836750/mentions/

KNサドルは、オーストラリア発祥のサドルメーカーです。
特にヨーロッパで高い評価を受けており、スペインの乗馬学校の専属馬具メーカーを任されるほどの信頼を得ています。

特徴

  • 厚みのある鞍じょくと幅広い騎座
    他の鞍に比べて鞍じょくが厚く、騎座が広く設計されています。
    これにより、座りが安定しやすく、推進しやすいという特徴があります。
    馬場馬術において長時間深く座り続けることが重要となるため、ライダーが楽に深く座れるように工夫されています

  • 大きめのニーロールと深めに座れるシート設計
    他の鞍よりも、ニーロール(膝当て)が大きいことで、腰の浮きを防ぎます。
    深めのシートなので、長時間の騎乗も快適です。

  • 厳格な品質体制
    量産による品質低下を防ぐために、世界の正規販売店を4社に絞っています。

価格帯

  • 新品価格:75万~80万円代前半
  • 中古相場:4万円〜


    ※1 状態の良い中古品は人気が高く、すぐに売り切れます。
    ※2 2025年の情報です。

向いているライダー

  • 馬場馬術競技の初心者
    「自分だけの馬場鞍は初めて」という方でも、モデルを選べば安心して使用できます。
    例えば「Crescendo(クレッシェンド)」モデルは、深いシートと安定感のあるニーロールが特徴で、初級者や女性にも乗りやすい設計となっています。

  • 長時間騎乗でき、かつ安定的な乗り心地を重視する人
    鞍じょくの厚みやシート形状により、長時間騎乗しても姿勢が崩れにくく、疲れにくいのがKNサドルの強みです。
    長時間練習したい方や安定的な乗り心地を重視する方におすすめです。

ブランド選びに迷ったら?判断ポイントまとめ

数多くのブランドから鞍を選ぶ際、何を基準にすればいいか悩むこともあるでしょう。ここでは主な判断基準を整理します。

試乗できるか・フィッターがいるかを最優先に

実際に五感で鞍のフィット感や安定性を確かめられる環境はとても貴重です。
試乗サービスを提供しているブランドや店舗をまずは探すことが、失敗を防ぐ近道でしょう。

フィッターが常駐している店舗なら、鞍のサイズだけでなく馬体の特徴やライダーの姿勢まで総合的に見てもらえます。
相談しながら最適な一品を選べるため、安心感が大きいです。

特に高価なブランドを検討している場合、フィッターによる調整が含まれることも多いので、トータルの費用対効果を考えてみるとよいかもしれません。

自分の悩み(安定性/跳躍のしやすさ等)と相性をチェック

鞍を変えると乗り味も大きく変わるため、特定の問題点を解消したい場合、ブランドの設計コンセプトをよく確認しましょう。
安定性を重視した鞍、軽量さを追求した鞍など、それぞれに強みがあります。

障害飛越が苦手であれば障害用の鞍を、脚の固定力が欲しければブロックがしっかりしたモデルを選ぶなど、悩みに直結したアプローチがおすすめです。

実際に試乗してみて、問題がどれほど解消されたかを比較すると、感覚的な違いを実感しやすいです。
一度に複数モデルを試せるなら、その差をより明確に把握できるでしょう。

価格よりも「合うかどうか」が上達スピードを左右する

一時的に高額だと感じても、自分に合った鞍は練習効率や馬の快適さを大きく高めてくれます。
逆にフィットしない鞍を使い続けると余計な出費や上達の遅れにつながる可能性があります。

乗馬は馬とのコミュニケーションが大切なスポーツです。

身体的にも精神的にも負担なく乗れる鞍を選ぶことが、技術の習得スピードに直結します。

「安さ」を最優先にサドル選びを進めてしまうと、結果的に買い替えが必要になりコストがかさむケースもあるでしょう。

最初にしっかりとした投資をすることが、長期的には得策といえます。

乗馬鞍は、購入後の手入れ次第で寿命や乗り心地が大きく変わります。

特に革鞍はデリケートなため、日常的なケアと定期的なメンテナンスが欠かせません。

ここでは、初心者の方でも実践しやすい基本的な手入れ方法から、長持ちさせるためのポイントまで解説します。

①騎乗後の基本ケア

毎回の騎乗後には、以下の手順で鞍をケアしましょう。

  1. ブラシでホコリや砂を落とす
    全体を優しくブラッシングして、馬の汗や砂を取り除きます。

  2. タオルで拭き上げる
    水を固く絞ったタオルで全体を拭きます。特に汗が染み込みやすいあおり革や、人が座るシート部分は念入りに拭くのがポイントです。

この基本ケアを習慣にするだけで、革の劣化を防ぎ、鞍を清潔に保つことができます。

②定期的なメンテナンス

革鞍を長持ちさせるには、月に1回程度の丁寧なメンテナンスが必要です。

  1. サドルソープで洗浄
    スポンジにサドルソープ(革用石鹸)を泡立て、円を描くように隅々まで洗います。
    汚れや汗をしっかり落とすことがポイントです。

  2. 泡を拭き取り乾燥
    洗浄後は乾いたタオルで泡を拭き取り、日陰で自然乾燥させます。
    直射日光は革を硬化させるため避けましょう。

  3. 革の保湿
    乾燥後に保革油(クリームやオイル)を薄く塗ることで、革の柔軟性を保てます。
    ※ポイント: 鐙革や託革は塗りすぎると伸びやすくなるため、薄く塗る程度で十分です。

③鞍の保管方法

革は湿気や熱に弱いため、保管時には以下の点に注意してください。

  • 高温多湿を避ける

  • 濡れたゼッケンは必ず乾燥させてから鞍に置く

  • 直射日光は避け、通気の良い場所で保管

適切な保管を心がけるだけでも、革の状態や耐久性には大きな差が出ます。
日々の手入れとあわせて、保管環境にも気を配ることが大切です。

鞍選びは乗馬を楽しむうえで避けては通れない要素です。

自分に合った一品を見つければ、乗馬ライフの質は格段に向上します。

今回ご紹介したブランドや選び方のポイントを踏まえて、ぜひ実際に試乗したり専門家に相談しながら検討してみてください。


最後までご覧いただきありがとうございました。

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