
車中泊キャンプは魅力いっぱいでワクワクしますが、初めての場合不安も多いものです。
車用テントは種類や接続方法がさまざまで違いが分かりにくく、自分の車にきちんと連結できるのか不安を感じる人も多いでしょう。
この記事では、初心者でも失敗しない車キャンプ用テントの選び方と種類や特徴を分かりやすく解説します。
車内のスペース確保だけでなく「車外にどれだけ居住空間を作れるか」など、車キャンプで快適に過ごすためのポイントもぜひ参考にしてください。

車キャンプ用テントには、カーサイドテント・カーサイドタープ・バックドアテントなどが代表的です。
接続位置や囲いの有無によって、使い勝手や快適さは大きく変わります。
それぞれの特徴を理解しておくと、自分のキャンプスタイルに合ったテントを選びやすくなるでしょう。
次から、各車用テントの特徴やメリット・デメリットについて紹介します。

引用:Amazon | ロゴス(LOGOS) neos ミニバンリビング-AI 71805056 カーキャンプ用
カーサイドテントは車の側面に接続し、主にリビング空間を拡張するために使うタイプです。
モデルによってはインナーを設置でき、就寝スペースとしても活用できます。
壁面があるため目隠しができ、着替えや荷物整理がしやすいほか、横風や吹き込み雨を軽減できる点がメリットです。
しかし、多くのモデルは1度設営すると、車を移動することができなくなります。
買い出しや移動などで車を動かす可能性がある場合は、設営したまま移動できるタイプや簡単に取り外せるモデルを選ぶと安心です。
設営・撤収のしやすさも重要なポイントになります。

カーサイドタープは、車の側面や後方に取り付けて屋根を作り、日差しや雨を防ぐために使われます。
比較的軽量なモデルが多く、設営が簡単で、開放感のあるスペースを確保できるのが魅力です。
頭上のみを覆う構造のため、強風や斜めからの雨に弱く、固定が不十分だとポールのたわみやペグ抜け、吸盤の外れが起こる可能性があります。
購入時は耐風性の高いモデルを選ぶ、補強用ロープやサイドウォールの追加など、安全面への配慮が大切です。
悪天候が予想される場合は、無理をせず速やかに撤収しましょう。

引用:Amazon.co.jp: EastEamily 車載テールテント SUV車キャンプテント
バックドアテントは、車の後部ドア(リアハッチ)に被せて後方に空間を作るタイプです。
荷室へのアクセスが良く、荷物を積んだまま使いやすいのがメリットです。
雨天時はリアゲートを軒のように活用でき、簡易的な雨よけスペースを確保できます。
ただし、ハッチの開き高さや車高によっては幕の裾が浮きやすい場合があります。
購入時は対応寸法や車種を事前に確認しておくと安心です。

車キャンプ用テントを選ぶ際は、設営方法や車との適合性を確認することが重要です。
見た目や広さだけで選ぶと、設営のしにくさや車との相性で失敗することがあります。
ここでは、設営方法・接続位置・サイズなど、テントの購入前に確認しておきたいポイントを押さえておきましょう。

車用テントの選び方として、設営方法によって判断することもひとつです。
設営タイプによって使い勝手が大きく変わります。
「どれだけ早く設営・撤収したいか」「風への強さをどこまで重視するか」で選ぶのがポイントです。

車用テントは、車への接続位置によっても使い勝手は変わります。
買い出しや移動などで車を動かす可能性がある場合は、設営したまま移動できるタイプや簡単に取り外せるモデルを選ぶと安心です。
・車の側面に接続タイプ(サイド接続):区画サイトでの設営がスムーズで取り扱いやすいしやすい
・リアに接続するタイプ:車内との動線は良好だが、ハッチ形状や開口部の高さによって適合しないケースも
購入前に対応車高や固定方式を確認し、車体に無理な負担がかからない製品を選びましょう。

テントのサイズを考える際は、「寝る人数」よりも「くつろぐ人数」を基準に考えてみましょう。
テーブルやチェアの寸法を基準に必要スペースを逆算すると、実際の使用イメージが具体的になります。
ドアの開閉スペースや区画幅も考慮し、入口位置やガイロープの張り出し方向まで想定して選ぶことが大切です。

車用テントを選ぶ際には、生地にも着目しましょう。
耐水圧など確認すべき点は以下になります。
・耐水圧は1,500mm以上
・雨天での使用時は、数値が高い2,000〜3,000mm程度のモデルを
・夏場は遮光性やUVカット性能が必要
・縫い目のシーム処理や接続部の構造も確認
天気によって、必要な耐水圧が変わります。
日よけ目的で使う場合は、UPF表記や遮光加工の有無を確認しておくと安心です。
生地の厚みは、厚手の生地は耐久性に優れますが、その分重いですし収納も場所を取るでしょう。
車の積載スペースとのバランスを考えて選ばなければなりません。

車に接続するテントは、通常のテントよりも風の影響を受けやすい傾向があります。
強風でテントが倒れることがないよう、ガイロープやペグで確実に固定できる構造のものを選ぶと安心です。
また、風が強い環境では、スカート付きや補強ベルトがあるモデルの方が安定しやすくなります。

ここでは、キャンプの日数や参加人数に合わせたおすすめのテントを紹介します。
今回ご紹介するのは、以下の6種類です。
車キャンプでは、日帰り利用か連泊・車中泊かによって適したテントが変わります。
滞在時間や人数、必要な居住スペースを想定して選ぶことが大切です。
キャンプの日数や参加人数に合わせた、おすすめのテントを紹介します。

デイキャンプの場合は、設営や撤収が簡単なカーサイドタープがおすすめです。
屋根のみを覆う構造で風通しがよく、夏場でも比較的涼しく過ごしやすいですし、調理時の煙もこもりません。
とは言え日差しが入り込むので、夏場に使用する場合は遮光性やUVカット性能も確認しておきましょう。
コーティングの有無によって、日陰の体感温度が変わることがあります。

快適に車中泊したい人におすすめのテントは、カーサイドテントやシェルタータイプです。
車の横に囲いのある空間を設けられるので、雨の日でも濡れにくく、荷物置き場や休憩スペースとして活用できます。
インナーやメッシュ付きモデルであれば虫対策がしやすく、気温や季節に応じて車内就寝とテント就寝の使い分けが可能です。

ファミリーやグループなど大人数でのキャンプはリビングほどの広さが必要になるので、前室を備えた大型カーサイドテントやカーサイドタープがおすすめです。
選ぶ際はイスやテーブルを人数分配置できるかだけでなく、出入口の数や動線も確認しましょう。
出入口が1か所のみだと、調理中や雨天時に動きにくくなる場合があります。

車にテントを接続する際は、固定方法や張り方によって快適性や安全性が大きく変わります。
設営が不十分であると、雨水の溜まりや風によるトラブルが起きるリスクが高まるので気を付けましょう。
車体を保護しながら、テントを安全に設営・撤収するためのポイントを解説します。

引用:Amazon.co.jp: BAZEITFLOW キャンプ用テント吸盤フック
車用テントの設営で主流となる方法は、次の3つです。
ぞれぞれの設営ポイントを把握して、適切な方法を選ぶことが重要です。
吸盤は取り付け面の汚れや水分を拭き取ってから密着させ、設置後は負荷がかかる方向に対して外れにくい位置かどうかを確認します。
強風時は吸盤だけでは不安定なので、ほかの方法も併用するのがおすすめです。
ベルト固定は安定性が高いですが、車体に擦れ傷が付く可能性があります。
設営時はタオルや保護シートを敷き、風でバタつかない程度に固定しましょう。
ホイールなどに結ぶ場合は、可動部やブレーキ周辺を避けて設置します。
車体やテント生地へのダメージが気になるのであれば、直接ベルトや吸盤を使わずに固定するレインモール対応ジョイントなどの専用パーツを使うと安心です。

雨の日は現地での浸水予防と結露対策が必要です。
車とテントの接続部には雨が吹き込みやすいので、水が流れるように適度な傾斜をつけ、たるみを減らして雨水が溜まらないよう調整しましょう。
壁をすべて閉めると湿気がこもりやすくなります。
雨天時でも上部を少し開けたりメッシュ窓を活用したりして、空気の通り道を確保することが大切です。
撤収後は濡れたまま収納せず、帰宅後に必ず乾燥させましょう。
しっかり乾かすことで、カビや臭い、コーティング劣化の防止につながります。

風が強い日のテントは、スカート付きや補強ベルトがあるモデルの方が安定しやすいです。
ガイロープを適切な角度で張り、必要に応じてペグを追加します。
ポールのたわみや吸盤の浮きなど異変を感じた場合は、早めに張り直すのがポイントです。
また負荷が車体側に集中すると、テントの外れや破損、車体に傷やへこみがつく可能性があるので気を付けましょう。
身の危険を感じるほどの強風時は、無理をせず撤収を優先しなければなりません。
今回は、車キャンプ用テントの種類や特徴、選び方を紹介しました。
車用テントは、カーサイドテント・カーサイドタープ・バックドアテントなど、用途によって合うタイプが異なります。
車中泊でも広い居住空間を確保して快適なキャンプを実現するには、適したテントを上手に活用することがポイントです。
設営方法や車との接続位置、サイズ、耐候性などを確認し、自分のキャンプスタイルに合ったモデルを選びましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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